PCR検査を正しく理解しよう

コロナ 医療
PCR検査を正しく理解しよう

コロナの感染拡大を防ぐため、国民全員にPCR検査をするべきだというような意見も聞かれます。

PCR検査を国民全員とは言わずとも、症状のあるなし関係なく、できるだけ多くの人に行うことは感染拡大を防ぐことになるのでしょうか?

これを判断するためにはPCR検査について理解しなくてはなりません。

<PCR検査とは>

pcr

詳しい話になると長くなってしまいますし、わかりにくいと思いますので、ここでは簡単に説明します。

PCR検査はPCR法を用いた検査です。

PCR法とは遺伝子を増殖させることによって、通常であれば確認することのできない遺伝子を検出し確認する方法です。

<コロナへのPCR検査>

まず絶対に勘違いしてはいけないのが、PCR検査はコロナウィルスを診断するために特化した検査ではありません

ある特定の遺伝子が、あるのかないのかを調べる検査です。

特定の遺伝子が検出された場合には陽性、検出されない場合には陰性と判定されます。

その判定するための遺伝子は、武漢で亡くなった人から検出したものであり、実際にコロナウィルス固有のものかどうかわからないそうです。

そしてその検証などは一切行われていないようです

なんだか雲行きが怪しくなってきましたね(笑)

何かウラがありそうです・・・・

さらにアメリカのコロナウィルスPCR検査キットには、注意事項がかなりしっかりと書いてあります。

その注意事項というのが「コロナだけでなく、A型インフルエンザ、B型インフルエンザ、RSウィルス、パラインフルエンザ、マイコプラズマ、クラミジアなどでも陽性反応が出ますよ」というものです。

アメリカは訴訟大国なのでちゃんと書かないとやばいからですね・・・

このことをメディアは全く報道していないですよね

つまりPCR検査で陽性だったからと言って、それがコロナウィルスなのかどうかは不明ということになります。

コロナに対して行っているPCR検査は

A型インフル・B型インフル・RSウィルス・パラインフル・アデノマイコプラズマ・クラミジアでも陽性が出る

陽性であってもコロナウイルスに感染しているかは不明

意味不明だと思いませんか?

「じゃあ感染者ってなんだ?」となりますよね。

そうなのです。PCR検査陽性だからといってコロナ感染者とは言えないのです。

ちなみにPCR法の開発者であるキャリー・マリス氏はPCR法の開発によってノーベル賞を受賞しています。2019年に亡くなっていますが、生前はPCR検査を感染症の検査に使うことを反対していたそうです。

PCR検査は感染症の診断には不向きだということを、開発者自身も言っていたということですね。

<感度と特異度>

sensitivity-and-specificity

実はそもそもPCR検査を、症状あるなしに関係なくできるだけ多くの人に行うことはあまり意味がないのです。

これは感度特異度について理解して計算するとわかります。

感度とは、病気の人を正しく病気を診断できる確率のことを言います。

例えばコロナに感染した人を10人検査して、7人陽性で3人陰性という結果だとした場合は感度70%となります。

実際にコロナのPCR検査の感度は70%くらいと言われています。

特異度は、病気でない人を正しく病気でないと診断できる確率のことを言います。

こちらはコロナのPCR検査は100%に近いですが、検査の特性上100%になることはあり得ないので99.9%とします。

もう一つ計算に必要なものが有病率です。

全体のうちどのくらいの人がその病気にかかっているか、ということですね。

コロナは2020年8月3日時点で、トータル約4万人、回復した人と亡くなった人合わせて約2.7万人。

ということは現在感染状態にあるのは約1.3万人となります。

日本の人口を1.25億人とした場合、0.01%の有病率となります。

実際には10倍以上はいると言われていますから、わかりやすく有病率を0.1%とします。

条件を整理しましょう。

有病率0.1%

感度 70%

特異度 99.9%

そして計算しやすいように10万人に検査したとしましょう。

(感染者と言われている人はPCR検査陽性者が大半であり、実際の感染者とは全く異なるのですが、ここでは検査を多くの人に行うことが無意味であることを説明するために、便宜的に数字を採用します。)

実際に感染している人は、検査人数10万人・有病率0.1%なので

100000 × 0.001 = 10人

となります。

つまり10万人のうち100人が感染していて9万9900人は感染していないということですね。

感染している人100人に検査をすると、感度は70%なので陽性と判定される人は70人、陰性と判定される人は30人です。

感染していない人99900人に検査をすると、特異度は99.9%なので陽性と判定される人は99900 × 0.1% ≒ 100人となります。

陰性と判定される人は99800人となります。

それぞれを表に代入していきます。

感染あり 感染なし 合計
陽性
陰性
合計 100 99900 100000

PCR検査で陽性と判定された人は170人となりましたが、そのうち本当に感染している人は70人です。

陽性者数の中の感染率は

70 ÷ 170 × 100 = 41%

たった41%しかありません。

そして30人は感染しているにも拘らず、陰性と判定されてしまいます。

コロナが本当に恐ろしいウィルスだったと仮定した場合、この30人は隔離されませんから感染源になってしまいますね。

このように検査というのはたくさんの人に闇雲に行っても、あまり意味がありません

検査というのは、医師が症状などを診た上で、その病気が疑わしいと判断してから行うからこそ意味があるのです。

とにかく、闇雲にPCR検査をした方がいいというわけではないということを、しっかり理解しましょう。

そしてPCR検査陽性者」=「コロナ感染者ではないのです。

またコロナに感染したとしても、無症状で他人に感染させるということはほとんど考えられないと思います。

無症状で感染させるというエビデンスもありません

そのあたりも含めて、しっかりと考える必要があると思います。

メディアなどの情報にまどわされずに自分の頭でしっかり考えましょう

感染あり 感染なし 合計
陽性 70 100 170
陰性 30 99800 99830
合計 100 99900 100000