【もはや死刑宣告】クラスター発生で同意なく飲食店名公表へ

コロナ 社会

2020年7月28日、日本政府は飲食店などでコロナウィルスのクラスターが発生して、感染経路の追跡が困難な場合には、店舗側の同意なく店舗名を公表することができることを発表しました。

これは飲食店にとって死刑宣告に等しいようなものです。

非常事態宣言で大きなダメージを受けて閉店せざるを得ない飲食店も多数ありました。その非常事態宣言を何とか乗り越えて、持ちこたえて頑張っている飲食店に対して、この仕打ちはあまりにむごいと感じざるを得ません

このままでは日本の外食産業の文化は消えてしまうのではないかとさえ思えます。

今後、飲食店はどうすればいいのでしょうか。

もちろん、普通に営業して何事もなく切り抜けられるかもしれません。

しかし陽性者が出てしまい、店名を公表されるかもしれません。

どれだけ対策を講じても陽性者が出るときは出てしまいます。

運任せの要素が非常に大きくならざるを得ません

もし陽性者が出てしまった場合は、凄まじい非難に晒されるでしょう。

物理的・精神的な嫌がらせなども受けるでしょう。地方では特に顕著だと思います。

はっきり言って何も悪いことをしていません

自分の生活を守るために経済活動を行うという人間として当たり前のことをしただけなのに客に陽性者が数人出ただけで、犯罪者扱いされるのです。

そして確実に潰されます

では、そのリスクを回避するために一時的にお店を閉めるという選択肢も考えられるかもしれません。

当然ですが経営は成り立たなくなります

そしていつまで閉めればいいのか、全く出口は見えません。

ただでさえ非常事態宣言で経営的に大きなダメージを受けているのです。

ほとんどの飲食店は潰れてしまいます。

補助金が50万円だとか100万円だとか、正気なのか疑いたくなります

そのレベルで何とかなるのは、ほんの一部だけです。 国家権力が、補償なく仕事を奪い収入を奪っているも同然です。

クラスターがなかったとしても、いつ起こるのか怯えながら営業するしかありません。

結局のところ、努力はするけれど最後は運任せで営業しながら、陽性者が出ないように祈り続けるしかありません。

そして出てしまったら終わりです

誹謗中傷を受けて、社会的に抹殺されるかもしれません。

精神的に参ってしまうこともあるでしょう。

そのようなことを考えて、自主的に廃業を選ぶ人も多いのではないかと思います。

正解も逃げ道もないのです・・・・・

<同調圧力・大衆扇動>

当たり前ですが、飲食店をはじめとするサービス業の多くは客商売です。

どれだけ立派な信念や想いがあっても、客からの評価を得られなければ経営は成り立ちません。

そしてこの客の評価というものが、かなり厄介です。

正当なのかがかなり疑わしいですよね

何をもって正当というかは難しいですが、少なくとも一人一人の率直な評価でないことは非常に多いと思われます。

その根本的な原因になっているのが、同調圧力や大衆扇動です。

そもそもこれは飲食店と客との関係に限った話ではありません。

連日「今日の感染者数は〇人」などと無意味な報道を続け、不安を煽っているのがまさに大衆扇動です。

〇人という数字には何の意味もありません。

そもそも「感染者」というのは間違いです。

正確には「PCR検査陽性者」です。

PCR陽性者と感染者は異なります。

これがわからない人は一度しっかりと調べてみることをお勧めします。

そして重症者数、死者数は減っていて、ほとんどいません。

そして検査数はどんどん増えています。

これらのことを考えれば、PCR陽性者数を毎日発表することに何の意味もないことがわかるはずです。

しかし多くの人は、メディアに煽られて根拠のない不安に襲われて騒いでいるのです。

「コロナ怖くて危ない」「自粛するべき」などと言っている人に、コロナがどのような理由で具体的に何が危ないのか、自粛することによってのメリットデメリットは何か、ということをデータや数字に基づいた説明を求めたら、まず論理的な説明はできないでしょう。

メディアや政府や知事などに扇動されているだけですから。

そして勝手に一人で扇動されていれば、まだマシなのですが同調圧力が働くことによって、ほとんどの人が同じ方向に向くようになってしまうのです。

仮にコロナ騒ぎに疑問を持っていても、攻撃されるのを恐れ、異論を唱えず同調圧力に従う人は少なくないでしょう。

しかしその人たちも結果として同調圧力を強める結果になります。

いい例がマスクですね。

マスクすることに疑問を持っても、していないと叩かれるのでやむを得ずマスクをする。

しかしそれはマスクを否定する人にしたら、マスク肯定派と同じになるわけです。

こうやって同調圧力はどんどん強まっていきます。

このような大衆扇動や同調圧力によって、飲食店はコロナ感染の巣窟だとか、こんな時に営業しているなんて非国民だ、などという誹謗中傷を生むのです。

そして最悪なのは、このような人たちは自分が正しいことをしていると思い込んでいることです。

本当に最悪です・・・

<事実認識レベルの低さ>

ではなぜ大衆は扇動されたり、同調圧力により行動や考えを規定されてしまうのかと言えば、もちろん思考停止だからです。

テレビなどから流れてくる情報を鵜呑みにし、自分で調べて考えて判断することを放棄しているからです。

そして感情で行動し、それを他人にも押し付けがちです。

本来的には、数字などの事実をしっかり把握し、それを基に考えて判断するべきです

この習慣のない人がなんと多い事か・・・・

だから簡単に扇動されるのです。

<想像力の欠如>

飲食店やカラオケ、スポーツジムなどは閉まっていても、自分は自粛しているし生活が成り立たないことはないから問題ない。

そのような店がつぶれても仕方ない。

このように考える人は、あまりにも想像力に乏しいとしか言えませんね。

経済がどんどん悪化していけば、どうなるのでしょう。

今は大丈夫だとしても、ある日突然会社からリストラされて収入がなくなって、家賃が払えなくなって食べ物を買うお金が無くなるかもしれません。

それでも働かず自粛するのでしょうか?

経済よりも命が大切などと意味不明なことを言う人がいます。

根本的に勘違いしていますが、経済が壊れたら命にかかわるのです。

コロナは命にほとんど関わりません。

そして壊れた経済はなかなか元に戻りません

悲惨な思いをした経営者たちは、どんどん雇用を増やしてイケイケどんどんとなると思いますか?

ならないのです

失うのは一瞬でも、取り戻すにはとても長い時間が必要なのです。

このようなことは、例えば自分が飲食店を経営していたら、などと想像すれば簡単にわかります。

自分が直接窮地に立たされないとわからないのは、想像力の欠如としか言いようがありません。

誰もが飲食店の立場に立ってメディアなどの報道を見ないで、想像力を働かせながら自分で調べて考えてみてもらいたいと思います。

無知で思考停止なのにもかかわらず、扇動されて同調圧力を作る人は、もはや罪だと思います。

自分の頭で考えましょう

思考停止になってはいけません。

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