「結果が全てじゃない」は本当か?

社会

「結果が全てじゃない」

よく聞く言葉ですね。

結果は大切ですが、確かに結果が全てではありませんよね。

過程も大切ですね。

では結果と過程のどちらの方が、より重要なのでしょうか。

この答えは明確です。

  • ・子どもは過程が重要
  • ・大人は結果が重要

子どもに対して、むやみに結果を求めるのは良くありません。
頑張ったこと・挑戦したこと・やり抜いたことなどの過程を、結果が出なかったとしても尊重して評価するべきです。

それに対して大人は、結果を出せなければ仕事などでの社会的役割を果たしているとは言えません。
大人は結果が重要です。

自分に甘い大人たち

本当に多くの大人は、子どもを含めた他人に厳しく自分に甘いです。

こんなに頑張っているのに
評価されない!!

こういうこと言う大人って、本当に多いですよね。

そのくせ、頑張ったけど出来なかった他人には

何でこんなことができないの!?

というようなことを平気で言っちゃいます。

矛盾していますよね。

そもそも子どもと違い、大人は結果を出さなければ評価はされません。

家族や友人の間でのことであれば別かもしれませんが、少なくとも仕事などの社会的活動においては結果が重要です。

頑張っていればいつか認められて
昇進・昇給するはず!!

こう思っている人も少なくないようですが、残念ながら幻想です。

仕事などにおいては、頑張りに対して評価されるのではありません。
結果・成果に対して評価されるのです。

つまり結果・成果を出せなければ、いくら頑張っても認められることはありません。

そんな非情な・・・・

こう思う人もいるかもしれませんが、非情でも何でもありません。
なぜなら誰もが同じことを、他人に対して行っているからです。

  • ・美味しくないと思った飲食店には行かない。
  • ・使いにくいと思った商品は買わない。
  • ・気に入らない髪型になった美容院には行かない。
  • ・ヤブ医者だと思った病院には行かない。

これらのようなことは、普通に判断して行っていますよね。
その際に、サービスを提供している側の頑張りを考慮しますか?

これらのような判断をしているということは、あくまでも結果で判断しているということです。

でもそれが当たり前ですよね。

つまり、結果で判断することが大人の社会では当然の行為なのです。
それなのに自分だけは頑張りを評価してほしいというのは、無理な注文ですよね。

子どもは結果よりも過程が重要

そのような結果で評価されるべき大人と違い、子どもは過程こそが重要です。

失敗しようが問題ありません。
むしろ、どんどん失敗した方が良いのです

成功や失敗と言った結果ではなく、過程自体が評価されるべきです。

最も大切なのは、子どもに挑戦をどんどんさせて、自分の頭で考えて工夫することです。
子どもにとってはその挑戦や工夫自体が、成長のために重要な意味を持つのです。

大人にとっても、過程は大切です。

大人もどんどん挑戦して失敗した方が良いのです。
しかし大人の過程は子どもと違い、結果を出すためのツールです 。

過程自体が評価されるのではなく、その過程を使って出した結果・成果こそが重要なことであり評価対象なのです。

大人が結果にこだわるべき理由

大人が結果にこだわるべき理由は二つあります。

一つ目は、もちろん周りからの評価を受けるためですね。

結果・成果を出すことで、認められるわけです。

二つ目は、自分の自信になるからです。

頑張ったけれど、結果・成果を出せなかったことを考えてみてください。

周りから認められないのもありますが、自分自身に対して自信を失うのではないでしょうか。
実はほとんどの人は自分自身に対しても、頑張りではなく結果・成果で評価しているという面もあるのです。

頑張ったにもかかわらず結果・成果を出せなければ自信を失う反面、結果・成果を出せれば大きな自信になります。
自信を得られれば、さらにステップアップして挑戦しやすくなりますよね。

そして自分に自信を持てれば、充実して豊かな人生を送れるのではないでしょうか。
つまり結果・成果を出すというのは、対外的な効果だけでなく、自分自身に対しても大きなメリットがあるのです。

結果を出すために重要なこと

結果・成果を出せれば、周りにも認められるだけでなく自分の自信にもなるわけです。
どんどん結果・成果を出していきましょう!!

そんなに簡単に出せたら
苦労はしないんだよ!!

こんな声が聞こえてきそうです・・・・・

結果・成果を出すことは、確かに簡単なことではないのかもしれません。
しかし多くの人が、難しく考えすぎてしまっているとも感じます。

結果・成果と聞くと、何か大きなことを考えてはいないでしょうか?
大きなプロジェクトを成功させるとか、難しい資格試験に受かるとか。

そんな大それたことでなくても良いのです。

ほんの小さなことからでいいのです。

しかも自分が苦手な分野からは逃げても良いのです。
自分の得意な分野でほんの小さな結果・成果であれば、誰もが可能ですよね。

大切なことは、小さなことから自信を積み重ねていくことです。
勝ち癖をつけるとも言えるかもしれません。

積み重ねていくことで時間はかかるかもしれませんが、後々には大きな結果と共に、大きな周りからの評価や自信を手に入れられるはずです。
小さなことから一歩ずつ始めてみてはいかがでしょうか。

小さく始められる例

  • ・毎日3分筋トレする
  • ・毎日10分ウォーキングする
  • ・毎日100円ずつ貯めていく
  • ・毎日10分読書する
  • ・毎日ひとつ知らない言葉を見つけて調べる

などなど。

あくまで参考程度にしてください。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

理念

医療の知識

記事